その数字、正しく伝わってますか？

皆様はじめまして、こんにちは。

今回からメールマガジンに参加させていただきます、
ここ一年間、仕事でダンボールを処分したエンジニアランキングがあったら、
上位に入り込めるのではないかと思っている、小野です。
よろしくお願いします。


私はよくスーパーにお昼ご飯を買いに行くのですが、
値引きシール付き商品を見ると嬉しくなって、つい手に取ってしまいます。
押し寄せるお得感に打ち勝つことは、容易なことではないのです…。

そんな私の消費者心理を裏付ける？
レポートを見つけたので、ご紹介したいと思います。

～消費者の購入動向調査～ 価格表記、容量、成分量…買いたくなるのは“数字”が理由？
「“数字”が購入の決め手」 8割が回答、算出根拠に不安・疑問の声も

http://u.value-press.com/bPwwH9/

このリリースによると、78%の方が商品に関する数字を気にしており、
53%の方が価格を注視しているとのこと。
また、注視する理由として、これもまた52%と半数以上の方が、
比較しやすさを挙げています。

反面、提示されている数字を見極める自信がない方は73%、
数字の信憑性や確実性に疑問、不安を抱く方も63%と、
数字に対する不安を感じている方は、少なくないようです。

数字はあると便利だが、確かめる方法はよくわからない、
といったところでしょうか。

私も効果50%アップ（当社比）と書かれていると、
凄いなと思う反面、当社比って何と比較してなんだろう？
そもそも元の効果はどの程度だったんだろう？
と、疑問を抱いても、どうやって確かめればいいのかわかりません…。


少々話は飛躍してしまうのですが、プレスリリースも同じなのかな、
と思いました。

数値を記載して効果を主張するのは、
わかりやすさ、比較のしやすさを重視してのことなのだと思いますが、
さらっとそれだけ書いてあっても、もやもやした感じになってしまいます。

何とどんな比べ方をした結果なのか、元はどの程度だったのかなど、
根拠を示してあげることで、信憑性のある、
伝わりやすいプレスリリースが書けるのではないでしょうか。

値引きシールの傍には、元値が書いてあるように。


それでは、本日もよろしくお願いいたします。